余部鉄橋訪問記@、山陰本線訪問記@
さらに出雲市へ移動し、山陰唯一の私鉄である
一畑電鉄を撮影。


余部鉄橋について少し触れると、

駅名も以前は余部駅でした。(鉄橋は余部のまま)
着工は明治42年、完成は明治45年。
(まもなく完成から1世紀になるんですねぇ)
この鉄橋の完成で山陰本線全線が開通。
長さ310.59m、高さ41.45mで、開通当時は東洋一の高さと言われ、現在もトレッスル式(櫓の形)鉄橋では
日本一の高さを誇っております。

昭和61年12月28日にお座敷列車「みやび」(回送)が強風に煽られ、機関車を除く全ての客車が転落。
橋梁脇にあったカニ加工工場を直撃し工場の従業員5名と列車の車掌1名が亡くなりました。
この事故の後、風速20m以上(事故前は25m以上)の場合は運転が見合わせとなり、結果年間100本以上の列車が
運休することとなった。
この運休を無くす(定時性の確保)こと、橋の保守コスト・老朽化から、今年架け替えが始まり2010年にはコンクリート橋になってしまう。

新橋完成後、この余部鉄橋はどのようになってしまうのでしょうか???

橋の脇まで民家があること、潮風の塩害もありますので、やはり取り壊しになってしまうのでしょうか・・・。
3月5日〜6日に余部鉄橋に行きました。
今年余部鉄橋の架け替えが始まること、3/17の出雲の廃止で今回訪問することにしました。
3月5日は相鉄・鉄道フェアがありましたが、既に飛行機等の手配を済ましており、餘部へと飛びました。
定番の撮影地から、いいですね〜。

← 普通列車
↓ 特急はまかぜ
羽田から空路鳥取へ(7:10発)。
バスに乗って搭乗口まで。
飛行中に厚木基地を見ることが出来ました。
その近くには相模大塚・・・。
モニ〜!ED〜!(←心の叫び)
海側から撮影。

緑のシートがっ。。。
列車に乗って余部鉄橋を渡ってみました。
(時間にして十数秒ですかね)

← 山側
↓ 海側
翌日、余部鉄橋と出雲を撮るため再び餘部へ向かいました。

しかし、この日の天気予報は雨・・・。
出雲通過10分前から雨が降り出しました。
でも、何とか撮影出来ました。
(← これが撮りたかったんです)

しっか〜し、出雲通過10分後雨は止み、空も明るくなって。。。
何とその後、日も差してきました。

宿を鳥取にしていたので、上りの出雲を撮影して見ましたが、
ちょっと厳しい。。。

途中、香住駅まで足を延ばしてカニカニエクスプレスを撮影。

↓ 中間車に旧特急色車両が連結されていました。

早速定番中の定番の撮影地に移動します。

← このような看板があります。
同じく鳥取にて
若狭鉄道のWT3000形。
このさくら4号側面は山のイラストでした。。。

この後、餘部に向かいました。
まずは鳥取駅にて。
智頭急行のHOT3500形
ついに来ました!
餘部駅!!!
さらに移動して、海側(対岸)から。

← 普通列車通過。
撮影を終え、空港行きのバスを待っていると、出雲が入線してくるではないですか!
時計を見るとバスの発車まで5分。。。
でも、気づいたらホームに向かって走っておりました。
(^^;)

何とか、出雲の撮影を行い、またバス乗り場に向かって再度ダッシュ。
バスにも間に合いました。

でも、歳ですかね。
息切れが。。。
山陰本線とは言っても、列車の本数は少ないです。
(普通列車11本、特急2〜4本/日)
次の列車が来るまで移動しました。

← 駅から降りる坂から。
このアングルでこの橋の高さを改めて確認出来ます。

余部2日目の天気が残念でしたが、出雲との絡みも撮れ満足でした。

橋の架け替え、出雲の廃止で撮影ポイントは常に人だかりでした。
橋自体は架け替えが終わるまでは使用されますが、工事が始まれば折角の景観は台無しになってしまいます。

出雲との絡みが撮れるのは残り数日。

この後、境港線を撮影するため米子へ。

← 「ねずみ男」です。
(^^)
↓ ふれあいSUN‐INも撮影。
夕方太陽が隠れてしまい、
黄金色にはならず・・・。

餘部は無人駅のため、乗車整理券を記念に ↓

← 普通列車通過。

↓ はまかぜ通過。
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